新しいコロナウイルスが日本中でまた広がっています。1日には41人が亡くなりました。病気が重い人も493人になって、病院では看護師が足りなくなっています。
このため、大阪市立総合医療センターでは、がんの治療を専門にしている所をしばらく閉めることになりました。ここで働いていた看護師20人ぐらいは、この病院や別の病院で、コロナウイルスの病気の治療のために働きます。
この病院では今までも、ほかの病気の治療をする所を閉めて、看護師80人ぐらいがコロナウイルスがうつった人の世話をしています。
大阪府病院協会の会長は「コロナウイルスがうつった人が増え続けると、看護師が今より足りなくなって、ほかの病気の人の治療がもっと難しくなります」と話しています。