政府は9日の朝、新しいコロナウイルスの問題について、専門家などの意見を聞く会議を開きました。会議で西村大臣は、大勢の人が出かけてコロナウイルスが広がっている東京、京都、沖縄で「まん延防止等重点措置」を行いたいと言いました。来週の12日から始めて、京都と沖縄は5月5日まで、東京は5月11日までです。
「重点措置」を行う場所は、知事が決めます。東京は23の区と八王子、立川、武蔵野、府中、調布、町田の6つの市で行う予定です。京都は京都市、沖縄は那覇市など9つの市で行います。
「重点措置」を行う場所では、食べたり飲んだりする店は午後8時に閉めて、カラオケを使わないようにしてもらいます。専門家が認めたため、政府は9日の夜に正式に決めます。「重点措置」は、5日から大阪、兵庫、宮城でも行っています。