政府は7日の朝、新しいコロナウイルスの問題について専門家に意見を聞く会議を開きました。
西村大臣は「ウイルスがうつる人はまだ多くて、特に大阪では病院が足りません。愛知県と福岡県でも病院が足りなくなってきています」と説明しました。そして、11日までの予定だった緊急事態宣言を5月31日までに長くして、12日からは愛知県と福岡県にも宣言を出したいと言いました。
政府は、千葉県などで行っている「まん延防止等重点措置」も31日までに長くして、9日から北海道、岐阜県、三重県でも行うと言いました。宮城県は予定どおり11日で終わります。
専門家は会議で政府の考えを認めました。緊急事態宣言が出るのは東京都、大阪府、兵庫県、京都府、愛知県、福岡県です。「重点措置」を行うのは北海道、埼玉県、千葉県、神奈川県、岐阜県、三重県、愛媛県、沖縄県です。