日本人の6歳から14歳の子どもは学校に通わなければなりません。文部科学省によると、日本に住んでいるこの年齢の外国人の子どもは、去年12万4000人ぐらいいました。しかし、この中で学校に通っていない子どもや、通っているかどうかわからない子どもが2万人ぐらいいました。
このため、文部科学省の専門家たちは16日、外国人の子どもがみんな学校に通うことができるようにするための意見をまとめました。
専門家たちは、日本人と同じように、学校に通う年齢の外国人の子どもも名前や住所を書いた名簿を作ったほうがいいと考えています。そして、子どもの家に行って、学校に通っているかどうかしっかり調べなければならないと考えています。
文部科学省は4月から、外国人の子どもが学校に通うためにどうしたらいいか話し合って、市や町などに伝える予定です。