毎年春、甲子園球場で高校野球の大会があります。今年は3月19日から始まって、日本中から選ばれた32の学校が出る予定でした。
しかし、日本高校野球連盟などは11日の会議で、今年の大会を中止することを決めました。新しいコロナウイルスが広がっているためです。
大会の丸山昌宏会長は「ウイルスの心配があるので、選手が安心して試合ができるかわかりません。とても残念ですが、中止を決めました」と話しました。
大会に出ることが決まっていた宮城県の仙台育英高校では、キャプテンの田中祥都選手が「大会を開くことができるようにいろいろ考えてくださった皆さんには本当に感謝しています。チームのみんなで、夏の大会のために前に進んでいきたいです」と話していました。