宮崎県小林市では12歳以上の子どもに新しいコロナウイルスのワクチンの注射が始まりました。しかし、病気などいろいろな理由でワクチンを打たない子どももいます。このような子どもにいじめや差別がないように、市は小学校や中学校の授業で使う本を作っています。
本の文章は先生が考えて、絵は小林市の高校生がかきました。本の中では、子どもたちはワクチンを打っていない友達の近くに行かなくなります。しかし、子どもたちはそれが間違っていることだと知っていきます。
絵をかいた高校生は「ワクチンを打っていない友達にどんなことを言ったらいいか、本を読んで考えてほしいです」と話していました。
この本は、夏休みが終わったあと授業で使う予定です。