厚生労働省で24日、新しいコロナウイルスの専門家の会議がありました。
専門家は「ウイルスがまた広がっています。今がピークでいちばん多くなっていますが、これから少なくなるかどうかはわかりません。まだ十分に気をつける必要があります」と言いました。
国立感染症研究所が会議で出したデータによると、春にウイルスが広がったときは病気になった人の6%が亡くなりましたが、6月からは4.7%に下がっています。しかし、70歳以上では、春に広がったときが25.1%、6月からが25.9%で、亡くなった人の割合はほとんど同じです。
3月までのデータを調べると、男性は病気がひどくなったり亡くなったりする危険が、女性の2.8倍ありました。糖尿病など一部の生活習慣病がある人も、病気がない人の2倍から3倍の危険がありました。