アフリカのウガンダのフスナ・ククンダクエ選手は、14歳の女性の水泳の選手です。生まれたときから右の腕の一部がなくて、左の手に障害があります。東京パラリンピックでは平泳ぎに出て、14人の中で12番でした。
ウガンダでは戦いが長く続いたため、障害がある人がたくさんいます。障害がある女性への差別がひどいというレポートもあります。
ククンダクエ選手は試合のあと、IPCのウェブサイトで自分の気持ちを伝えました。ククンダクエ選手は「ウガンダには障害がある子どもを育てない親がたくさんいます。そのような親がパラリンピックを見たとき、夢を持って頑張る子どもを応援すればよかったと考えるでしょう」と言いました。
そしてこれからも水泳を続けて、障害がある人への差別をなくしたいと言いました。