モデルナがつくった新しいコロナウイルスのワクチンの注射を受けたあと、腕が赤くなったりかゆくなったりすることがあります。外国では「モデルナ・アーム」と呼ばれています。
国の研究グループは、1回目の注射を受けた自衛隊の1447人について調べました。注射をしてから9日目に腕が赤くなった人は3.5%、10日目は4%、11日目よりあとは2.6%でした。腕がかゆくなった人は9日目が2.7%で、25日目まで続いた人もいました。40歳ぐらいの人が多くなっていました。
30歳ぐらいの男性は、赤くなったところの大きさは直径6cmぐらいだったと話しています。
研究グループの人は「ほとんどの人はしばらくしたらよくなります。赤くなっても驚かないで、冷やしてください」と言っています。