東京都では、新しいコロナウイルスの病気で亡くなった人が、7月までに333人いました。この中の306人は5月までに亡くなっていて、6月から7月は亡くなる人が減っています。亡くなった人の93%は60歳以上です。
入院している人は、7月になってから急に増えて、7月31日には1197人いました。東京都はベッドを2400用意しています。
入院したあと、呼吸を助ける機械が必要になるぐらい病気がひどくなった人は、4月の終わりごろがいちばん多くて105人いました。7月10日にいちばん少なくなりましたが、少しずつ増えて7月31日には16人になっています。
専門家は「病院がコロナウイルスで病気になった人の治療をするのはとても大変です。治療をする人たちは本当に疲れています」と話しています。