1945年8月にアメリカが広島と長崎に原爆を落としてから、75年になります。NHK広島放送局は、日本とアメリカの18歳から34歳に、原爆について聞きました。3000人ぐらいが答えました。
核兵器が必要だと思うか聞くと、アメリカ人の70%以上が「必要ではない」と答えました。アメリカは核兵器を持っている国です。必要ではない理由は「大勢の人が亡くなるから」がいちばん多くなりました。
アメリカが原爆を落としたことについてアメリカ人に聞くと、41%が「してはいけないことだ」と答えました。「必要なことだった」と答えた31%より多くなりました。
専門家は「アメリカでは今でも『原爆を落としたので戦争が終わった』という考え方があります。しかし、最近の教育で、若い人たちの考え方は大きく変わっています」と話しています。