鳥取県にある青谷上寺地遺跡で、1800年ぐらい前の弥生時代の人の骨がたくさん見つかりました。
国立科学博物館などの研究グループは、骨のDNAを調べて、この時代の男性の顔を作りました。男性はやせていて、父親は前から日本列島にいた人、母親は中国などがある大陸から来た人だとわかりました。
インターネットではたくさんの人が、友達や有名人がこの男性に似ていると言いました。
このため、県は似ている人を日本中から集めることにしました。自分の写真などを送ってくれた人の中から、10人を県に招待して、いちばん似ている人を決めます。
平井知事は「ぜひ鳥取県の遺跡に来て、日本人の祖先について考えてみてください」と話しました。