アメリカの団体は毎年、地球を大切にするためにすばらしい活動をした人に賞を贈っています。この賞は「環境のノーベル賞」と呼ばれています。
今年は京都市のNGO「気候ネットワーク」の平田仁子さんがこの賞をもらうことになりました。平田さんは、地球の気温を上げる原因になる二酸化炭素の問題について、活動をしています。
日本では2011年の原子力発電所の事故のあと、石炭を使う発電所を50増やす計画がありました。アメリカの団体は「平田さんの活動で、13の発電所の計画が中止になって、発電所が出す二酸化炭素を少なくしました。少なくなった量は、750万台の車が40年の間に出す二酸化炭素の量と同じです」と言いました。
この賞をもらう日本人は3人目です。日本人の女性では初めてです。