神奈川県では6月から、「変な臭いがする」という連絡が消防に何回もきています。1日に200回以上の連絡があった日もありました。
今月12日にも、「横浜駅の周りでガスのような臭いがする」という連絡がありました。横浜市にある消防署の外でも変な臭いがしたので、職員が外の空気を取りました。臭いのある空気を取ったのは初めてです。
横浜市がこの空気を調べると、ガソリンなどに入っている化学物質が普通の10倍以上入っていました。木を燃やしたときに出る物質も2倍以上入っていました。
横浜市は、この空気を吸っても問題はないと言っています。しかし、原因がわからないため、県や国と一緒に調べます。