歌舞伎かぶき

日本にほんの伝統でんとう文化ぶんかの一ひとつ、歌舞伎かぶきを知しっていますか？

顔かおに派手はでなお化粧けしょうをし、大おおきなジェスチャーが特徴とくちょうの舞台ぶたいです。

もともと、歌舞伎かぶきは女おんなの人ひとが踊おどる、パフォーマンスでした。

それが、エロティックなものになり、男おとこの人ひとを誘さそうダンスに発展はってんしました。

そこで政府せいふは、風紀ふうきを乱みだすということで歌舞伎かぶきを禁止きんししました。

そういった理由りゆうもあり、今いまでは歌舞伎かぶきは男性だんせいだけが演えんじることができます。

女性じょせいの役やくも、男性だんせいが演えんじます。

歌舞伎かぶきには、長ながい歴史れきしがあり、独特どくとくの決きまりがたくさんあります。

男性だんせいだけが舞台ぶたいに立たてるというのも一ひとつですが、「大向おおむこう」という、面白おもしろいマナーがあります。

芝居しばい中ちゅうに「成田なりた屋や！」、「待まってました！」、「日本一にっぽんいち！」という声こえが客席きゃくせきから掛かかることがあります。

これは、「大向おおむこうさん」という、長年ながねんのファンが、決きまった場面ばめんで声こえを出だしているのです。

他ほかの人ひとも声こえを掛かけていいのですが、ちょうどよいタイミングで、ちょうどよい声こえの大おおきさで声こえを出だすのは、なかなか難むずかしいそうです。

公演こうえんは、昼ひるの部ぶと夜よるの部ぶにわかれています。

公演こうえん時間じかんは、それぞれ約やく4時間じかん。

一いち日にちかけてゆっくり見みることができます。

もし日本にほんに観光かんこうに来くることがあれば、ぜひ歌舞伎かぶきを楽たのしんでください。