千葉県四街道市で、体の長さが1m以上の白鳥2羽が、農業に使う水路の中から出ることができなくなりました。先月、近くに住む人が見つけました。
水路は田んぼのそばにあって、幅が60cmぐらい、深さが1mぐらいあります。今月になっても白鳥は水路の中にいました。動くことはできますが、狭くて羽を開くことができないため、飛ぶことができません。
近くに住む人はとても心配していました。しかし、千葉県では鳥インフルエンザが広がらないように、白鳥の近くに行かないように言っていました。
そして11日、白鳥が水路から80mぐらい離れた田んぼにいるのが見つかりました。白鳥は自分で出ることができたようです。近くに住む男性は「毎日心配で見に来ていました。外に出ることができて本当によかったです」と話していました。