沖縄県では75年前の戦争で20万人以上が亡くなりました。沖縄県に住んでいた人の25%が亡くなりました。
23日、戦争で亡くなった人のために祈る式が、今年も糸満市でありました。新しいコロナウイルスの問題があるため、出席した人はいつもの年よりずっと少ない160人ぐらいでした。
沖縄県では、75年前の戦争を経験した人から話を聞くことがだんだん難しくなっています。歴史の先生などのグループは、高校生1600人以上に「家族などに、沖縄での戦争について話をしてくれる人がいるか」と聞きました。52%が「いない」と答えました。10年前より17%少なくなりました。
グループは「どうしたら戦争のことを若い人に伝えていくことができるか、考えなければなりません」と話しています。