12月10日は世界人権デーです。1948年のこの日に国連の会議で、世界のみんなが人権を大切にしなければならないと決めました。中国では、人権を守る 活動をする弁護士や家族を、この日に家から出ることができないようにしました。
4月まで刑務所に入れられていた弁護士の王全璋さんの家には、9日の朝政府の人が来て、家から出ないように言いました。6月に懲役4年の判決が出た弁護士の余文生さんの家でも9日、政府の人が家の中に入ってきて、妻に家から出ないように言いました。
2人は人権を守る 活動をしていて、世界でも知られている弁護士です。中国は、10日の世界人権デーに、このような弁護士や家族が、政府に反対する意見を言うかもしれないと考えたようです。