文部科学省は毎年、小学校、中学校、高校などでいじめがどのくらいあったか調べています。その結果、今年の3月までの1年に61万2496件あって、前の年より7万件ぐらい増えて今まででいちばん多くなりました。特に小学校では、5年の間で4倍ぐらいに増えています。
増えた理由について文部科学省は「小さないじめが見つかるようになっています。いじめや暴力を行う子どもの年齢がだんだん低くなっています」と話しています。
子どものための活動をしているNPOの人は「大人も社会もゆっくりと何かをすることができなくなっていて、小さな子どもにもストレスになっています。学校に安心できる場所を作ることが必要になっています」と話しています。