国民生活センターによると、去年3月、沖縄県で10か月の赤ちゃんが、のどに小さなパンが詰まって息ができなくなって亡くなりました。ほかにもパンがのどに詰まってしまった赤ちゃんがいました。
このパンは縦と横が3cmの大きさで、大阪の会社が作りました。パンの袋には、必ず大人が気をつけて見ているように書いてありました。亡くなった赤ちゃんは、大人が見ていないときに、1つ全部を口の中に入れたようです。
国民生活センターは「1歳ぐらいの赤ちゃんが食べるときは、大人が食べて固さをチェックしてください。そして、食べ終わるまで大人が見ていてください」と言っています。
パンを作った会社は「本当に申し訳ありません。気をつけることを袋にわかりやすく書くようにします」と言っています。