7年間、果物しか食べない人が、最近話題になっています。
フルーツ研究家の中野瑞樹さんです。
ごはんひとつぶも、パンひとかけらもお肉も魚も、水もお茶もお酒も一滴も口にしていないのです。
中野さんは果物だけを食べた続けた結果、人間の体にどういう反応が起きるのかを自らを実験台にして挑んでいるのです。
中野さんは、東京大学の教授をしていました。その時『FIT FOR LIFE』という本に出合ったのです。
その本の中に、その中に「フルーツは完全食である」と書かれてあったそうです。
中野さんは、学生の頃に砂漠緑化の研究していました。
その時、「ボランティアや研究のレベルでは砂漠化や森林破壊のスピード が速すぎて追いつかない。」と感じていました。
この本に出合った時に、「たくさんの人が果物だけを食べる」→「農家がたくさんの果物を作る」→「世界に植物が増える」→「砂漠化が止まる」と考えたそうです。
そこで自分で、果物だけを食べ続けても健康に生きていけることを証明しようと思ったのだそうです。
中野さんは、一日3食ご飯を食べるのではなく、お腹が減ったり喉が渇いたら果物を食べる、という食生活を送っています。
果物だけを食べ始めて、とてもやせたそうです。
冬は、夏よりも体重が減って、172㎝ある身長で、45kgまで体重が落ちてしまったそうです。
なので、冬はフルーツだけでなく、ナッツ類なども食べないとやせすぎてしまうそうです。
ただ、それ以外は体調に異常はなく、とても健康体だそうです。