日本でも「N501Y」という変化をしたコロナウイルスが増えています。病院の医者の中には、変化したウイルスは今までより早く病気がひどくなると言う人もいます。
埼玉県の大学病院によると、今までは、熱などが出てから7日から9日ぐらいで病気がひどくなっていました。しかし、最近は4日か5日でひどくなる人がいます。40歳から50歳ぐらいで病気がない人でも、変化したウイルスがうつると、肺の病気がひどくなることがあります。このため医者は、変化したウイルスかどうかをしっかり調べることが必要だと言っています。
大学病院の岡秀昭教授は「変化したウイルスはうつりやすいです。出かける人が多いと、東京やその周りでも変化したウイルスが必ず広がるので、危ないです」と話しています。