エスカレーターを使うとき、歩いたり走ったりする人がいます。日本エレベーター協会によると、エスカレーターを歩いているときなどに転んだりつまずいたりする事故は、2018年からの2年に日本で1550ありました。
埼玉県はこのようなエスカレーターの事故をなくすため、新しい規則を作りました。規則では、エスカレーターは歩いたりしないで、止まって乗らなければなりません。エスカレーターがある駅やデパートなどは、使う人にこの規則を知らせなければなりません。
規則は10月1日からです。規則を守らなくても、罰金などはありません。埼玉県によると、このような規則は日本で初めてです。
大野知事は「急いでいる人もいると思いますが、埼玉県ではエスカレーターの事故をゼロにしたいです」と話しています。