毎週、東京などの駅の前で町の人を応援するチアリーディングを行うグループがいます。10年前、朝妻久実さんが友達と2人で始めて、今年で1000回以上になりました。
朝妻さんは、テレビ局でアナウンサーをしていました。そのあと東京で仕事をしようと考えてオーディションを受けましたが、100回以上落ちて、元気をなくしていました。そのとき、大学生のときにやっていたチアリーディングを思い出しました。そして、元気をなくした自分だから、みんなを心から応援できると考えて、この活動を始めました。
グループは今では7人に増えました。今月3日の朝は新橋駅の前で、元気にチアリーディングをしました。朝妻さんたちは、新しいコロナウイルスで、仕事がなくなった人や、やりたいことができない人に、もっと元気を届けたいと話していました。