新しいコロナウイルスの変化したウイルスに、いま使っているワクチンが役に立つのか、横浜市立大学のグループが研究しました。
グループは、3月から4月にファイザーのワクチンを2回受けた医者など105人の血を調べました。そして、変化したウイルス7つから体を守る「抗体」がどのくらいできたか調べました。イギリスや南アフリカ、インドなどで見つかったウイルスです。
7つ全部から体を守る 抗体は、89%の人にできていました。注射が1回だけだと抗体は十分にできませんでした。
グループの人は「ワクチンを2回注射すると、変化したウイルスにも役に立ちそうだとわかりました。しかしみんなに抗体ができるのではありません。これからもっとたくさんの人を調べたいと思います」と話しています。