新しいコロナウイルスの問題について、4日に厚生労働省の専門家の会議がありました。
厚生労働省によると、8月3日までの1週間に日本でウイルスがうつったことがわかった人は、前の1週間の2.09倍に増えました。東京都では1.89倍、沖縄県では2.17倍になりました。ほかに緊急事態宣言が出ている大阪府と3つの県でも急に増えています。
人口10万人の中でウイルスがうつった人の数は、沖縄県が179.15人、東京都が167.82人で、今までよりとても多くなっています。23の都道府県でとても心配なレベルになっています。
人にうつる力がとても強い「デルタ株」のウイルスも増えています。専門家は東京都とその周りの県では90%ぐらいがデルタ株になったと考えています。