日本は、地震の多い国として知られていますが、東京には、たくさんの高い建物が建っています。
高い建物には、地震に耐えられるようにたくさんの技術が使われています。
その一つが、地震の揺れに合わせて建物を少し揺らして、エネルギーを分散・吸収する方法です。
この技術は、何と、大昔に建てられた「五重塔」にも使われていました。
1925年に発生した関東大震災では、たくさんの建物がこわれましたが、五重塔だけは倒れなかったのです。
それを見た技術者たちが、研究して今の技術を完成させました。
東京には、スカイツリーという634mの高さの電波塔があります。
そこにも、五重塔の技術は使われているのです。