神奈川県小田原市の旭丘高校は毎年、長崎に修学旅行に行って、原爆について勉強しています。しかし、今年は新しいコロナウイルスの問題で、旅行が中止になりました。このため、インターネットで長崎の人から原爆の話を聞くことにしました。
9月29日、校長や先生がビデオカメラとパソコンを持って、75年前に原爆の被害を受けた小学校に行きました。そして、この小学校に通っていた池田松義さんの話を聞いて、神奈川県にいる生徒に伝えました。
池田さんは「原爆で、小学校の子ども1400人以上が亡くなりました」と話しました。そして、原爆の熱で焼けた小学校の建物について説明しました。生徒が核兵器について質問すると、池田さんは「核兵器は絶対なくさなければなりません。皆さんにも核兵器についてもっと知ってほしいです」と話しました。