大麻草という植物から作る大麻は、日本の法律では麻薬です。大麻草から作った薬も、使うことや外国から持ってくることを禁止しています。しかし、アメリカなどの外国では、治りにくいてんかんの治療や、がんの痛みを少なくするために使っています。日本の医者たちは薬を使うことができるようにしてほしいと言っています。
このため厚生労働省は1月に、法律をどうしたらいいかなどを専門家たちと話し合う会議を始めました。そして、この薬を日本で使ってもいいことにしたいと考えていることがわかりました。
厚生労働省は、外国から輸入することや、薬の会社が作ったり売ったりすることもできるようにしたいと考えています。厚生労働省は、専門家たちとの会議で意見を聞くことにしています。