千葉県に住む妊娠8か月の女性は、新しいコロナウイルスがうつって家で休んでいました。17日、女性は具合が悪くなって、病院に連絡しました。しかし、入院できる病院が見つからなかったため、女性は家で赤ちゃんを産みました。赤ちゃんは病院に運ばれましたが、亡くなりました。
日本産婦人科医会などによると、東京都で今年7月に、妊娠している女性で新しいコロナウイルスがうつった人は、98人でした。いちばん多かった今年5月の2倍ぐらいに増えました。
日本産婦人科医会などは「妊娠してお腹が大きくなると、コロナウイルスの病気がひどくなりやすいという研究があります。妊娠している人がワクチンを受けても、赤ちゃんに問題はありません。妊娠している人や家族などはできるだけワクチンを受けてください」と言っています。