小笠原諸島の硫黄島から南に50kmの海の中に、福徳岡ノ場という火山があります。
気象庁によると、この火山で13日に大きな噴火がありました。噴火の煙は海から1万6000mの高さまで上がりました。海上保安庁が15日に調べると、噴火したところに島ができていました。Uの字のような形をしていて、直径は1kmぐらいです。
気象庁によると、この場所には1986年にも島ができました。しかし、波が当たったりして、島は2か月ぐらいでなくなりました。
この火山では噴火が続いています。このため気象庁は、近くを通る船や飛行機に、噴火で飛んでくる大きな石やガスなどに気をつけるように言っています。