熊本県の阿蘇山で20日の昼ごろ、噴火がありました。噴火口から煙が高く上がって、とても熱い灰が1kmぐらい流れました。
熊本県によると、阿蘇山に登っていた16人はみんな山を下りて、けがはありませんでした。
阿蘇山の周りの阿蘇市、高森町、山都町、山から20km以上の宮崎県では灰が降りました。
気象庁は「噴火口から2kmぐらいの所までは、飛んでくる石や流れてくる熱い灰に気をつけてください。市や町からの情報を調べて、危険な所に行かないでください」と言っています。そして、「阿蘇山ではこのような噴火が今までに何度もありました。このあとも噴火があるかもしれないので、気をつけてください」と言っています。