1986年11月21日、東京の伊豆大島で大きな噴火がありました。溶岩が家の近くまで来て、住んでいた1万人ぐらいの人が島の外へ逃げました。
伊豆大島では1876年から今までに大きな噴火が4回ありました。どの噴火も35年から40年ぐらいが過ぎる間に起こっています。
気象庁によると、伊豆大島では最近は火山の地震などが少なくて、すぐに噴火する心配はありません。
しかし専門家は「データを見るとマグマがたくさん地下にたまっている可能性があります。前の噴火から35年が過ぎました。次の噴火があっても変ではありません」と言っています。そして「島の人は、地震があったり地面が割れたりしていた場合は役所に言ってください。いつでも逃げる準備をしておいてください」と話しています。