長崎県佐世保市にある遊園地のハウステンボスは、新しいコロナウイルスが広がらないように、2月の終わりから2週間ぐらい休みました。
ハウステンボスは、3月16日から建物の外などでは遊ぶことができるようにしました。しかし、仕事が少なくなったという理由で、派遣社員の契約を途中でやめていました。このように突然、契約が終わった人は何十人もいます。4月中旬まで働く契約だった男性は、仕事を紹介してもらった会社から3月16日に電話で「今日で契約は終わります。住んでいる寮も3月の終わりまでに出てください」と言われたと話しています。
働く人の問題についての専門家は「世界の経済が悪くなった2008年のリーマンショックのときも、仕事と一緒に住む所がなくなった人がいました。今、同じことが起こっていると思います」と話しています。
ハウステンボスは、4月6日から30日までまた休むことを決めました。