3月1日に行った東京マラソンで、大迫傑選手が新しい日本記録を出しました。
前半は、大迫選手などがとても速いスピードで走りました。22kmを過ぎて外国の選手がスピードを上げると、大迫選手は遅れました。しかし大迫選手は30kmを過ぎてからまたスピードを上げて、日本の選手でいちばん早い4番になりました。
大迫選手の記録は2時間5分29秒で、おととし自分が出した日本記録より21秒早くなりました。優勝したのはエチオピアのビルハヌ・レゲセ選手で、2時間4分15秒でした。
大迫選手は「オリンピックの代表になるために、とても苦しい戦いをしてきました。しっかり走ることができてよかったです」と話しました。
東京オリンピックの男子マラソンは代表が2人決まっています。8日にある大会で、大迫選手よりいい記録が出なかったら、大迫選手が最後の代表に決まります。