去年7月、静岡県熱海市で雨がたくさん降って、山から土や石が流れる「土石流」がありました。たくさんの土などが川を流れて、家を壊して、26人が亡くなりました。今も1人が見つかっていません。
土石流が起こってから6か月になった3日、亡くなった人のために祈る会がありました。亡くなった人の家族や、家が壊れた人など20人ぐらいが集まりました。
母親が亡くなった男性は「今も母を思い出して眠ることができない夜があります。毎年1月3日に両親の家に来ていたので、今年はそれができなくて寂しいです」と話していました。
土などが流れた川の近くは、今も入ることができません。市によると、134の家族の240人が別の場所で生活しています。