群馬県沼田市では昔から、夏のお祭りや花火を見に行くときに履く「げた」を作っています。
今年は、新しいコロナウイルスが広がって、夏のお祭りや花火がたくさん中止になっています。このため、げたの注文が去年より80%少なくなりました。
沼田市にあるげたの工場は、家で仕事をする人などのために、家の中で履くげたを作りました。げたの歯の底にはゴムが貼ってあります。
かかと側の歯が短いげたも作りました。このげたを履くと、いすに座っていても、足のふくらはぎを伸ばす運動ができます。
工場の人は「げたにはきれいな紙を貼りました。このげたを履いて、少しでも明るい気分になってほしいです」と話しています。