山梨県甲府市の中学生、滝本妃さんは、お母さんに教えてもらいながらミシンを使ってマスクを作り始めました。お年寄りがマスクを買うためにたくさんの店をまわっているのを見たからです。
大人のマスクと子どものマスクを作りました。子どものマスクには、子どもが喜ぶようにキャラクターがかいてある布を使っています。5時間で30枚以上作った日もありました。材料にかかった8万円は、子どものころから使わないでずっとためていたお年玉を使いました。
滝本さんは17日、お母さんと一緒に県庁に行って、今までに作った600枚のマスクを贈りました。
滝本さんは「裁縫は上手ではありませんが、みんなの役に立ちたくて頑張って作りました」と話していました。