火星は、地球の隣にある太陽の惑星で、地球と同じように太陽のまわりを回っています。回るのにかかる時間が違うため、地球と火星は近くなったり遠くなったりします。
火星は、6日午後11時すぎに地球にいちばん近くなりました。地球と火星の間は6200万kmでした。
NHKが国立天文台の望遠鏡に8Kカメラを付けて撮ると、少し赤い色の火星が大きく見えました。火星の南側の半分には黒い模様も薄く見えました。いちばん南の近くにあるドライアイスでできた白い所も見えました。
火星はこれから1か月以上の間、明るく見えます。そのあと地球と火星は少しずつ遠くなっていきます。
次に火星が今と同じぐらい地球に近くなるのは2033年です。