大阪府にある近畿大学が、ペットボトルではなくて自分の水筒を使ってもらうための実験を始めました。プラスチックのごみを減らすためです。
実験では、ジュースやお茶などが出る機械を大学の中に用意しました。学生や先生は自分の水筒で1日3回まで、無料で飲むことができます。水筒を何度も使うことができるように、水筒を洗う機械もあります。
学生の1人は「今までは洗う場所がなかったので、水筒が使いやすくなると思います」と話しました。
大学は、日本では1年に1人183本のペットボトルを使っていると言っています。近畿大学の2万5000人の学生がみんな水筒を使ったら、ペットボトルのごみを460万本ぐらい減らすことができると考えています。