神戸市は1月1日から2月18日まで、新しいコロナウイルスがうつった1000人以上について調べました。
その結果、1月28日までは、イギリスで広がっている変化したウイルスは見つかりませんでした。
しかし、1月29日からの1週間は、コロナウイルスがうつった人の4.6%から、この変化したウイルスが見つかりました。2月5日からの1週間は10.5%の人から見つかりました。
そして、2月12日からの1週間は15.2%の人から見つかって、だんだん増えていることがわかりました。
国立感染症研究所によると、イギリスで広がっている変化したウイルスは、今までのウイルスより70%ぐらいうつりやすくなっている危険があります。
東京医科大学の濱田篤郎教授は「日本でもこのウイルスが広がらないように、チェックを厳しくする必要があります」と言っています。