「ひきこもり」は、仕事や学校に行かないで、家族以外の人と会うことや話すことがほとんどなくて、6か月以上続けて家にいることです。NHKはひきこもりの人を助ける 団体に質問して、1022の団体が答えました。
ひきこもりの人で亡くなった人は、去年72人いました。この中の約70%は40歳から64歳の男性でした。病気だった人は約40%、自殺した人は約30%でした。食べ物がないことや熱中症が原因で亡くなった人もいました。
亡くなった人を助けようとしていたときに、何が難しかったか団体の人に聞きました。「ひきこもりの人がほかの人に助けてもらう必要はないと考えていたこと」と約70%の人が答えました。
専門家は「長い間1人でいると、自分の命を大切にする気持ちがなくなって危ないです。どうやって助けたらいいか、話し合う必要があります」と話しています。