イギリスの政府は2日、アメリカの会社「ファイザー」などが作った新しいコロナウイルスのワクチンを、使ってもいいことになったと言いました。イギリスの政府は来週からワクチンの注射を始めます。
ファイザーなどは新しい技術でこのワクチンを作りました。このワクチンを運ぶときや保存するときは、ー60℃からー80℃の所に入れておく必要があります。イギリスのジョンソン首相は「十分に準備して、ワクチンの注射を始めます」と言っています。イギリスではこれからもワクチンの安全と効果を調べます。
日本は、このワクチンをファイザーから送ってもらう約束をしています。日本が使うことにしているワクチンを使う国はイギリスが初めてです。
ファイザーは「日本の政府と協力して、来年の6月ごろまでに日本で使うことができるようにします」と言っています。