厚生労働省の専門家は10日、アメリカのファイザーが作った新型コロナウイルスの薬を日本で使うことを認めました。薬の名前は「パキロビッドパック」で、口から飲む薬です。
政府は、今年の終わりまでに200万人に使う量の薬を買う約束をファイザーとしています。今月27日までは、大きな病院や協力する薬局などで使います。28日からは日本中の病院で使うことができるようにすると言っています。
後藤大臣は「この薬は、一緒に使うことができない薬がたくさんあるので、気をつける必要があると専門家が言っています。このため、この薬を使う病院や薬局を少しずつ増やしていきます」と話しています。