航空会社のANAホールディングスは、来年3月までの1年で、5000億円ぐらいの赤字になりそうです。
新しいコロナウイルスの問題で、特に外国との間を飛ぶ国際線の飛行機がほとんど飛ばなくなっているためです。10月も、国際線は90%少なくなっています。日本の中を飛ぶ国内線も50%ぐらい少なくなっています。
ANAは、仕事にかかるお金を少なくするため、働く人の給料を減らします。300持っている飛行機のうち、30ぐらいを売ります。
そして、国際線が増えたときは、利用する空港を少なくして、できるだけ羽田空港だけを利用しようと考えています。成田空港などほかの空港は、飛行機がどのくらい増えているかなどを考えて利用します。羽田空港以外で飛行機が飛ばなくなると、地方の経済が悪くなるかもしれません。