東京オリンピックとパラリンピックの組織委員会は、新型コロナウイルスが広がらないように、マスクや消毒のアルコールなどを用意しました。しかし、会場に客を入れないことになったため、使わないで残ったマスクなどは病院などにあげています。
オリンピックのあと、9つの会場で残ったマスクなどを捨てていたことがわかりました。組織委員会によると、捨てたのはマスク3万3000枚、消毒のアルコール380本、医者などが着るガウン3420枚です。全部で約500万円です。
組織委員会は、あげる病院がすぐに見つからなくて、置いておく場所がなかったので捨てたと言っています。
組織委員会は「本当に申し訳ないです。パラリンピックでは同じことがないようにします」と言っています。