ジェネリック医薬品は、最初にできた薬と効果などが同じで値段が安い薬です。
このジェネリック医薬品を作っているいくつかの会社で薬の作り方などに問題が見つかりました。工場などで作り方をよくすることが必要なため、会社から病院や薬局に薬を届けることを止めたりしています。
薬の会社の団体が今年の8月に行った調査によると、218の会社のジェネリック医薬品9823種類のうち、2890種類が会社から病院や薬局に届ける量が少なくなっています。このうち686種類は全然届けることができません。
このため、値段が高い最初にできた薬も注文が増えて足りなくなっています。
団体は「9月からもジェネリック医薬品をたくさん作っている会社から薬が出ていないため、足りないままになっています」と話しています。