最近、作者の許可がないのに、漫画のせりふなどをインターネットに出すウェブサイトが増えて、問題になっています。
このようなサイトについて、小学館の漫画「ケンガンオメガ」の作者が裁判を起こしました。作者は「ほとんど全部のせりふがサイトに書いてあって、作者の権利が守られていません」と言って、サーバーを管理している会社に誰が書いたか教えてほしいと言いました。
東京地方裁判所は3月26日、このサイトは、作者の権利を守る法律に違反していると言いました。そして、誰が書いたかを伝えるように、会社に言いました。
小学館の弁護士は「せりふをそのまま書くことは法律に違反すると裁判所が言ったことは、大きな意味があります」と話しています。