厚生労働省は今年7月、新型コロナウイルスの抗体から作った2つの薬を一緒に点滴する「抗体カクテル療法」を認めました。この治療は、まだ病気がひどくなっていない人に行います。
この治療を行うと、たまに高い熱が出たり具合が悪くなったりする人がいるため、最初は病院に入院している人だけに行っていました。8月からは看護師がいるホテルなどでもできるようになりました。
厚生労働省は17日、ウイルスがうつった人の家に医者が行ってこの治療を日本中でしてもいいことにしました。治療を受けた人が24時間以内に具合が悪くなったら、すぐに病院に連絡できるように準備しなければなりません。