7日の夜、東京都や埼玉県などで大きく揺れる地震がありました。地震で電車が止まったあと、「シェアサイクル」を使う人が急に増えました。
シェアサイクルは、誰でも利用することができる自転車です。自転車が町の中や観光地などに置いてあって、お金を払って利用する場合もあります。
シェアサイクルの会社によると、東京の中心では7日の夜、利用できる自転車が「0」になりました。8日の朝には、たくさんの自転車がマンションや家が多い場所に返してありました。電車が止まって、家に帰るために利用した人が多かったと、会社は考えています。
利用した女性は「タクシーに大勢の人が並んでいたので、自転車で帰ろうと思いました。シェアサイクルは、災害のときに役に立つと思います」と話していました。